
初めて会った人との会話は誰でも、非常に気を使うものです。
それが結婚相手の親となると、何を話すべきかまったく思い付かないでしょう。
ただ、結婚相手の親への挨拶に行った時には、深く考える必要はありません。
自分の簡単な紹介とこれからの二人の生活をどうするのかを説明すればいいでしょう。
話題を考えるよりも、挨拶の目的を終えたら早めに失礼するのも悪くありません。
親の方にしても、初めて会った人ですから、気軽な話は出てこないのです。
男同士であれば、アルコールで意気投合するかもしれません。
結婚相手の親への挨拶で酒をすすめられて、そのまま泊まってしまった話もあります。
礼儀や言葉使いなど、気をつけておきたい点はたくさんありますが、マニュアル通りにしなければならないわけではありません。
相手の親の性格や態度など、その場の雰囲気に任せてもいい場合もあります。
形式にとらわれず柔軟に対応しましょう。
もちろん、仕事ではしっかりしている人も結婚相手の親への挨拶ですから、いつもの調子にはいかないことがほとんどです。
ただ、そのような時には、あなたのパートナーが助け船を出してくれるはずです。
時々、横を向いて確認してください。
誰でも初めての経験では、わからないことばかりでしょう。
今後も付き合っていかなければならない人たちですから、不快な思いだけはさせないように心がけてください。
親の好みや好きなお酒の銘柄などは知らなくても問題ありません。
次回からの会話の話題にすればいいでしょう。
現代の若者の傾向として、マニュアル志向が強いのではないでしょうか。
結婚相手の親だからといって特別な人と考えなくてもいいのです。
ただ、守るべきことは自分をよく評価してもらうために、何をして何をしてはいけないかを自分なりに考えることでしょう。
何も考えずに、にわか覚えのマニュアルに頼るべきではありません。
無理をしてボロが出るだけです。
そのような相手にうちの子どもは任せられないと感じてしまいます。
自分のよさをさりげなくアピールすることを考えてください。
そこで重要なのは自分の取り柄はどこだろうかと考えることでしょう。