
好きな人ができて結婚を決めたら、結婚相手の親に話をしなければなりません。
一般的には男性が結婚相手の親に挨拶する時の方を重要視する人が多いようです。
ドラマなどで見るシーンでは、○○さんを僕に下さいと相手のお父さんに話しています。
ここでお父さんがへそを曲げて、首を縦に振らないのです。
もちろん、これはドラマですから、現実はそこまで深刻に考える必要はありません。
ただ、結婚を決めたのですから、社会人として二人で生活することはきちんとしなければなりません。
収入は重要なポイントですが、社会人として常識のない行動を取っていては、親が不安になってしまうのも当然です。
また、そのことを自覚できていないことが一番問題でしょう。
年齢に関係なく、結婚相手の親は自分にとっても親となります。
血のつながりはなくても、離婚しない限り、密接な関係を築いていくことが重要となるのです。
挨拶をする時の言葉使いや服装、おみやげの渡し方などマニュアルばかりをチェックしている若者が少なくありません。
しかし、それはほんの一瞬のことです。
そこで少し失敗したとしても、その後の人生にとってはほとんど影響ありません。
もちろん、両親を極端に不快にさせるような行動や発言は社会人として常識外れと考えなければなりません。
また、失敗してはいけないと極端に緊張する必要はありません。
誰でも初めての経験となることが多いですから、失敗しない方が無理と考えてもいいでしょう。
人生の大きな節目となる結婚を親に認めてもらうための通過点と考えてください。
ただ、相手の親から結婚を反対されるケースも少なくありません。
そのような場合にどうすればいいかを、遭う前から考えても仕方ありません。
当たって砕けろと言う気持ちで臨むことです。
どのような親でも子どもの幸せを願っています。
ただ、子どもが幸せを感じるのはどのような時なのかの意識がずれているのです。
あなたが誠実な態度で接することができれば、仕事の面での不安はいずれ解消されるでしょう。
結婚した二人は社会人ですから、二人で協力して家庭を築いていかなければなりません。
その決意だけは揺らがないようにしてください。
その気持ちは結婚相手の親に伝わることでしょう。