お母さんが結婚できない娘を見て心配しているのは、娘の将来でしょうか。
それとも孫の顔が見られないことでしょうか。
結婚できないことが不幸と考えている人は少なくありませんが、幸せな結婚をしている人がそれほど多いわけでもありません。
現実には離婚している夫婦が少なくないからです。
つまり、結婚するかどうかで将来が決まるわけではなく、何が自分を幸せにしてくれるのかわからないのです。
毎日、充実した仕事をしていて、そのために異性とのふれあいの機械がない女性も少なくありません。
30歳を過ぎるまで、結婚のチャンスがなかった人もいるでしょう。
しかし、それは充実した生活を送ってきたのですから、そのことを否定する必要はなく、それが自分の人生なのだと思いましょう。
ところで、結婚をして子どもを産み、幸せな家庭を作れる人がどれくらいいるのでしょうか。
結婚していても、後悔している人もいます。
娘にこれからどのような将来が待っているかを、親が心配する必要はありません。
幸せとは自分が今生きていることを楽しむことであり、ないものねだりの気持ちではだめでしょう。
結婚できない娘に対して、毎日のように結婚の話題を出すことは娘の気持ちを逆なでするだけです。
娘のことを気遣っていると言いながら、お母さん自身が不満に思っているだけでしょう。
インターネットで人生相談コーナーをチェックしてみましょう。
結婚できない娘への対処法を知ることができます。
もちろん、そこに書かれているのは一般的なことです。
自分たちが置かれている状況は自分たちにしかわかりません。
インターネットで得られた情報から、その応用を考えて行くことが大切です。
何が人を幸せにしてくれるのかを明確に応えられる人はいませんから、娘の将来を母親が決めてやることはできません。
ただ、これまで結婚の機会を逸してきたと本人が思っているなら、いろいろな見合い話を提供してやりましょう。
その中にはいい人との出会いが待っているかもしれません。
もちろん、すぐに結婚できないかもしれませんが、それも人生の一部なのだと考えてみましょう。
多くの異性と話す機会を持つことができるのです。
いずれ、いい人が現れるでしょう。
